気づいたら、結婚していない自分を数えるクセがついていました。知人の結婚報告、親からの何気ない一言、指輪の写真。そのたびに胸の奥がざわついて、夜は考えごとが止まらない。まわりが悪いわけでも、自分がだめなわけでもないのに、焦りだけは毎晩きちんとやってきます。同じように「この焦り、どうにかならないのか」と検索している人のために、私が30代後半でたどり着いた考え方を書いておきます。
焦りは20代のころから薄くありました。ただ、30代の半ばを過ぎたあたりで質が変わったように感じます。理由のある不安というより、期限を突きつけられている感覚です。
焦りは感情です。放っておくと、選択の全部をこれに乗っ取られます。だから私は、焦りそのものを消すのではなく、まず中身を分けることから始めました。
紙に書き出してみると、私の焦りは3種類が混ざっていました。
分けてみると、本当に自分自身のものは1つだけで、あとの2つは他人の物差しでした。他人の物差しで測った焦りは、どれだけ行動しても解消しません。ここに気づいてから、焦りに振り回される時間が少しずつ減っていきました。
感情のままだと動けないので、私は紙に3つだけ書いて、判断の軸にしました。
「35歳までに」のような数字ではなく、「30代のうちに一度は生活の形を決める」くらいの粒度で十分でした。切実な期限は、意外と行動を止めます。
条件を先に固めすぎると、判断が減点方式になり、会うたびに疲れます。私の場合はこの基準を変えただけで、出会いの場がかなり楽になりました。
住みたい場所、仕事の続け方、休日の過ごし方。相手がいない状態でも書けます。この3つめを書けていたことが、あとで一番役に立ちました。
付き合っている人が、結婚の話になると黙る。これは私自身も経験しました。このとき「私に魅力がないからだ」と結論づけるのが、いちばん消耗する考え方でした。
実際には、相手の中にも生活への不安や、仕事のタイミングの問題があることがほとんどでした。だから「なぜ決めてくれないのか」と責める問いではなく、次の3つを置くようにしました。
3つめが大事で、待つ期間に自分で線を引くと、待っている時間が「消耗」ではなく「期限つきの猶予」に変わります。相手を変えるより、こちらの持ち方を変えるほうが現実的でした。
私が動いた順番は次のとおりです。
費用は、結婚相談所であれば入会金・月会費・成婚料を合わせて数十万円規模になることが多く、アプリは月に数千円程度、というのが一般的な目安としてよく挙げられます。金額も期間もプランや地域で変わるので、断定せずに自分の予算と比べるためだけに使っていました。まず無料のカウンセリングだけを受け、話を聞いて合わないと感じたら、その場で決めない。この使い方が、私には現実的でした。
※焦りや不安が強く、眠れない日が続く・仕事や家事に支障が出ている状態が続く場合は、無理をせず公的な相談窓口を頼ってください。(例:都道府県・政令市の精神保健福祉センター、厚生労働省「まもろうよ こころ」)
焦りを抱えたままひとりで方法を悩み続けるのが、いちばん時間を使いました。私は先に話を聞いて、自分の条件を整理するために相談を使ってみました。
結婚相談所の無料カウンセリングを予約する無料 ・ 相談だけでも可 ・ 予約制カウンセリングは無料ですが、日程調整などのご連絡が入ることがあります。相談内容によっては、その場での入会をすすめられる場合もあります。持ち帰って考える、と伝えて構いません。
焦りは消えませんでした。ただ、正体が分かると、行動の順番だけは決められるようになります。順番が決まると、夜に同じことを考え続ける時間が、確かに減りました。